2022.09.22
# 選挙

沖縄知事選の歴史、それは自民党のあまりの不勉強と無理解の連続だ

このままでは4連敗も必至

低調な選挙

今月初めに日本で行われた多くの地方選挙の中で、全国的に注目されたのは、やはり9月11日の沖縄県知事選挙であった。日本共産党など左派が支持する現職の玉城デニー氏と、4年前の2018年に玉城氏に挑戦し敗れた自民党・公明党支持の前宜野湾市長の佐喜真淳氏が競い合った。また、無所属の下地幹郎氏(元衆議院議員)も保守系出身であることから、佐喜真氏の票を奪うスポイラーとみられていた。

玉城デニー氏  by Gettyimages

年齢の近い3人の候補者の中、年上の玉城氏は、最も近いライバルである佐喜真氏に6万5000千票近い差をつけて勝利した(33万9767票対27万4844票)。これは、玉城氏が「オール沖縄」の反基地運動を主導しながら、長年のがん闘病の末に任期満了で亡くなった前任の翁長雄志氏の支持者から多くの「同情票」を得たとみられる2018年の争いから6万票近く支持率が低下したことによる。

 

また、投票率も57.92%と、前回知事選から5.32ポイントも低下し、1972年の沖縄返還以来、2番目に低い投票率となった。県内では他に28の市町村の市長・議会選挙が同時に行われており、投票に行く便利さがより一層高まったことを考えると、これは非常に意外な結果であった。

私は1990年代後半から沖縄に選挙を見に行き、さらに合計8年間、沖縄に住んでもいた。今年は、3人の候補者を長年知っていることもあり、遠くから見守ることにした。

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