レバー、うな重、オリーブオイルもNG「70歳を過ぎたら食べてはいけない」モノ15

フレイルにならないための最新科学
身体を整えるためのメソッドを紹介した前編記事『散歩やラジオ体操はNGだった…!多くの人が誤解&軽視している、「朝の45分」にやるべきこと』に続き、後編では食生活の観点から注意しておきたい事柄をお伝えする。

たくさん野菜を食べていたはずなのに

健康には人一倍気遣っているつもりなのに、なぜか体の不調が続いてしまう。牧原淳子さん(71歳・仮名)もそのひとりだった。

「食が細くなっているとはいえ、野菜中心の食生活を心がけています。毎日、晩ご飯には丼いっぱいの生野菜のサラダを食べているほどです。

たしかに年相応に体力が落ちてきたとは思っていましたが、最近になって、階段の上り下りが以前より億劫になり、椅子から立ち上がりにくく感じるようになりました。このまま寝たきりにならないか心配です」

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牧原さんを襲う肉体の衰え。それこそが70歳頃を境に急増する高齢による衰弱、「フレイル」だ。

東京女子医科大学病院リハビリテーション科教授の若林秀隆氏が語る。

 

「英語で『虚弱』を意味するフレイルは、加齢に伴って活動が減ることにより、身体機能や筋肉が衰えた状態を指します。特にコロナ禍で外出や運動する機会が減ったことで、フレイルになる方も増えています。フレイルの原因のひとつが『低栄養』です」

なぜ冒頭の牧原さんは野菜を毎日積極的に食べ、健康的な生活を心がけていたにもかかわらずフレイルになったのか。聞けば、野菜だけでお腹いっぱいになってしまい、おかずは残しがち。白飯にいたっては食べられずにいたという。ここに大きな「落とし穴」があった。

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