『パパとムスメの7日間』、2007年版と2022年版の「決定的な違い」と「背景にある変化」

スペシャルなドラマだった2007年版

『パパとムスメの7日間』は2007年に舘ひろしと新垣結衣でドラマ化された。

TBSの日曜劇場なのに全7話で、短かった印象が強い。

「世界陸上の大阪大会」の中継のために8月半ば(19日)で終わったのだ。

なんだかスペシャルな短編ドラマだったというような印象がある。

Paraviより引用
 

15年経って、2022年の夏、アメリカのオレゴンで世界陸上が開かれている時期に、ふたたび『パパとムスメの7日間』がドラマ化された。

こんどの主演は飯沼愛である。地上波では深夜に放送されていた。TBS火曜24:58から(つまり水曜未明)。

前回、舘ひろしが演じたパパ役は眞島秀和だった。

(以下、ドラマ内容をきちんとネタバレしていますので御注意)

入れ替わりものドラマである。

ある日、中年サラリーマンのパパと、高二の娘の心と身体が入れ替わる。

「大好きな健太先輩とデートできるかもしれないドキドキ期の娘」の身体にパパが入ってしまい、「失敗必至な新商品開発、そのチームリーダーを任されてしまった大変な時期のパパ」の身体に高二の娘が入ってしまった。

まったく慣れない状況に直面しながらも懸命にその場を凌いでいこうとするドラマである。

基本的にコメディトーンで進んでいく。

個人的には、初期の新垣結衣の代表作ドラマだとおもっている。

新垣結衣のドラマ初出演はこの二年前、2005年1月からの『Sh15uya』(これでシブヤフィフティーンと読まされるといういろいろ無理あるドラマ)である。が、深夜ドラマなので注目されることはなく、次作『ドラゴン桜』(2005年7月期)で東大を受けるギャル役を演じて知られるようになる。

ただこのドラマでも、長澤まさみが主演格だったのに比して、それよりかなり目立たない役どころであった。

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