2022.09.28

やっぱり「日本型経営」はスゴかった…! インフレ時代に「大躍進」しそうなワケ

これからは日本型マネジメントが有利に

個人対チーム

例えばサッカーや野球を考えてみよう。1人1人のプレイヤーの能力が勝敗に影響するが、最終的に勝敗を決するのはチーム全体としての能力である。

しかし、小学生の草野球の標準的選手でどのようにチームを上手にマネジメントしても、プロ野球チームには勝てない。個々人の能力ももちろん重要だ。実際、プロ野球球団は、優秀な選手を獲得するためにスカウトを雇ったりする。

最終的な勝敗を決めるのはチームの能力だが、そのチームの能力を決定する重要な要素はそれぞれの個人の能力である。したがって、どちらを重視すべきかという問いには簡単に答えられない。

by Gttyimages

よく、狩猟民族型の欧米は個人の能力を重視し、農耕民族型の日本はチームの調和を重視すると言われる。かなり漠然とした分類だが、概ね正しいと思う。

 

だがこれも、どちらが有利なのかは簡単には答えられない。

例えば、私がフランス国営クレディ・リヨネ銀行で勤務していた時代、農耕民族型・チーム重視の日系金融機関が、狩猟民族型・個人プレー重視の米系金融機関のカモになるのを見てきた。

投資というものは、バフェットのように事実上1人(の判断)で巨万の富を生むことができる。逆に、1人でやっているトレーディングを1000人のチームでやっても、1人の時よりも儲かるとは言えない。むしろ、チーム内の意見統一に時間がかかり、チャンスを逃すであろう。

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