私たちのふだんの行動軸をベースに、未来を変えるアクションを集めました。毎日の暮らしの中でできることから新たな世界での体験まで、できそうなこと、やりたいことから探してみましょう。今回は、「着る」アクションの一例をご紹介します。

>前編記事「洗剤を多め=黄ばみの原因に!服の白さをキープさせる洗濯術」はこちら!

 

セーターを綺麗に長く着るための簡単お手入れ法。

自宅での手入れだけで9年間着ている田中さん私物のカシミヤセーター。リブも編み地も美しいまま経年変化が味わいとなっている。これを目指したい。

カシミヤやアルパカなどの獣毛やウールの羊毛は動物繊維。大きな特徴は抗菌効果で、植物性の綿などに比べると菌が発生しづらいんです。雑菌が湧くとそこから臭いが出ますが、それが極めて少ない。だからこまめに洗ったりしなくていいし、続けて着用しても大丈夫。

僕はセーターの受注会で毎回500~600人に会いますが、「綺麗に着ているな」と思うポイントは、シワがない、ホコリがついていない、リブや肘が伸びていない。この3点をケアすればOK。

シワを予防して綺麗に着るにはセーターを身幅のままで畳むのが一番。両袖を折り込んで二つ折りにするだけです。狭い幅で畳むと身頃や袖にシワが入りやすいし、ハンガーに掛けると肩が伸びるのでNGです。

ホコリは一日着るとどうしてもセーターに吸着してしまうもの。特に目立つのは黒やネイビーの濃色系。放置すると編み地の中に入り込むので厄介なんです。衣料用クリーナー(コロコロ)をかけるだけで全然違いが出ます。着た日ではなく、次に着る日の出かける前にコロコロするのがコツ。着た後にやっても保管の間にホコリがつくので二度手間に。明るい色のセーターも3~4回着るごとにかければ綺麗な印象を保ちます。

最後に伸び。首や袖口は頭や手を通すからどうしても伸びます。腕まくりしたり、肘をつくとそこだけ膨らんだり。戻すには、夜のうちに気になる部分にだけ霧吹きしてトントンと叩く。水分を浸透させてから一晩干せば、乾く途中で元の寸法に戻ります。旅先でもできますよね。