2022.10.03

43歳会社員が8000万の「高級マンション」で遭遇した「ヤバい駐車場トラブル」

「安心」を購入したつもりが…

全国的な不動産価格の高騰が止まらない。東京23区の人気エリアの新築マンションともなると、抽選完売となる物件も珍しくない。多額の金銭をかけてでも購入希望者が引きも切らないのは、価値の高い不動産とは、「資産」であり同時に「住まい」でもあるという2つの面から、「安心」を生みだすものだからだろう。

分譲マンションであれば、住民の経済レベルも自らとそう大きく違わないことが想像できるため、賃貸よりも住環境が整っていると予想し、安心して住むことができると思う方もいるようだ。

しかしその「安心」は油断を生み出しかねない。今回は、低層高級マンションにお住まいの小野さん一家を襲った不運を紹介する。

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外資系メーカー勤務の40代共働き夫婦

「東京で子育てをするなら、住むエリアは吟味するべきです。“朱に交われば……”とも言いますが、息子の人格形成のためには、きちんとした人たちが住まう環境で育てたいと思い、ここ文京区を選びました」

選民意識を言葉のはしばしに滲ませながら話すのは、外資系メーカー勤務の小野友浩さん(仮名・43歳)。職場結婚した由佳子さん(仮名・41歳)と共働きの、いわゆるバリキャリ夫婦だ。

入社2年目だった友浩さんの部署に新卒で配属された由佳子さんに、トレーナーとして仕事を教えたことが縁で交際に発展し、友浩さんが30歳、由佳子さん28歳のときに結婚。5年後に男の子が生まれ、一人息子である海斗くんが小学校に入学するタイミングで、文京区の低層高級マンションを購入した。

「息子の教育を考えたときに、文京区は理想の環境でした。うちの子が通っているのは公立小学校ですが、公立でも教育レベルが高くて、中学受験の準備にもぴったりです」

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