私たちのふだんの行動軸をベースに、未来を変えるアクションを集めました。毎日の暮らしの中でできることから新たな世界での体験まで、できそうなこと、やりたいことから探してみましょう。今回は、「繋ぐ」アクションの一例をご紹介します。

 

リペアショップを活用してお気に入りを使い続ける。

安くものを買い、壊れたら捨てる。そんな、以前は主流だった暮らしのスタイルが変わりつつある。気に入って買ったもの、使い続けて馴染んできたもの、生活に彩りを添えてくれたものは、これからもずっと使いたい。ものを大切にして長く使うことは、大量生産・大量消費から脱却し環境負荷を減らすことにもつながっている。壊れてしまったら、直してみるのはどうだろう。自分では直せないと不安に思わなくても大丈夫。そんなときは、リペアショップの力を借りるのもひとつの手段。ネットで簡単に見積もりを依頼でき、修理品を送り、修理が完了したら家に届く。家にいながら全国各地のものづくり・修理のプロたちにお直しを頼むことができる。

Enstool

ものづくりが好きな仲間が集まり、2018年にオープンした京都府宇治市の家具店。無垢材を使ったシンプルなオリジナル家具、オーダーメイド家具の製作のほか、「家具を修理しながら長く使い続けることがスタンダードになってほしい」という思いで、家具の修理やより使いやすいものに改良するリメイクも行っている。椅子の座面張り替え¥7700~+張り生地代。椅子の組み直し¥11000~。enstol.co.jp

Kicks Garage ANSEM

履いているうちについてしまう汚れや破れ、ソールのすり減りなどが避けられないスニーカー。大事な一足を綺麗に蘇らせてくれるのは、スニーカーのコレクターでもある職人と、多くのソール修理の実績を持つ職人が運営する修理工房。スニーカーを長持ちさせる保存方法など、アドバイスもしてくれる。ソール修理(かかと)¥2750~、ソール修理(オール)¥13200~。ansemshoesrepair.com

金継工房リウム

欠けたり、割れたりしてしまった陶磁器やガラス食器を、日本の伝統技術「金継ぎ」で修復。割れ目を彩る手法なので、以前とは違う印象になるのも人気の理由。本漆での修理か、合成樹脂を使うか、仕上げの粉を金にするか銀にするかなど、修理方法やどんな見た目にするかを選べる。ホテルカンラ京都の1階に工房を構え、金継ぎ職人の技を見学することもできる。ヒビお直し¥4180~。kintsugi-rium.jp