2022.10.05

57歳公務員男性が「ラブホテル不倫」の破綻の末、“逆ギレ”して不倫相手の女性をボコボコに…去り際に男性が放った「衝撃的すぎる暴言」

ジャパン・セックスサーベイの2020年の調査よると、男女ともに不倫経験者が4割を超えるという。この数字は前回調査(2017年)より、1割以上増加している。不倫の数が増えれば、その陰で泣かされている家族やパートナーは少なくなく、不倫は社会問題化しているといっても過言ではないだろう。

photo by gettyimages

ノンフィクションライターの清水芽々氏は現代社会における「不倫の実相」について強い関心を持ち、これまでに1000人を越える不倫当事者に聞き取りをするなど、「不倫取材」をライフワークとして活動してきた。

泥沼の不倫に陥ってはならない。前編記事に引き続き、今回清水氏はある不倫事例をもとに、不倫関係が深刻化する「口説き文句の嘘」について警鐘を鳴らす。

 

ラブホテルの前で仁王立ちする「サレ夫」

SNSで知り合った守谷彰浩(57歳・仮名)と笠間美奈子(44歳・仮名)は、不倫関係にあった。しかし、美奈子の夫・崇(47歳・仮名)が妻・美奈子の不倫を疑い、美奈子の車にGPSを装着。その結果、美奈子はラブホテルから出てくる現場を崇に見つかってしまう。

「『美奈子!』と名前を呼ばれて振り返ったら仁王立ちした夫がこっちを睨んでいました。彼とホテルに行くときは別々に出入りしていたので幸い一緒にいるところは見られませんでしたが、だからと言って済む話ではありませんでした」

崇から「不倫の経緯について」の詳細と謝罪を求められたが美奈子はそれについては何も語らず「良い機会だと思うので…」と前置きをした上で崇に離婚を申し出る。

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