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開発期間は2年…“土に還る”レザーバッグでアニヤ・ハインドマーチが目指す未来
2022.10.07

「I’m NOT A Plastic Bag」のその先に

開発期間は2年…“土に還る”レザーバッグでアニヤ・ハインドマーチが目指す未来

開発期間は2年…“土に還る”レザーバッグでアニヤ・ハインドマーチが目指す未来 写真提供/ANYA HINDMARCH 画像ギャラリーを見る→

身近なファッションを通してサステナビリティを知る連載「SDGs×ファッションのミライ」。前編ではアニヤ・ハインドマーチさんに、2007年当時に発売した「I’m NOT A Plastic Bag」の裏側についてインタビューしたが、後編ではアニヤさんの素顔、そしてデザイナーとして見据えるその先についてお話を伺う。

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ユニークなアイデアをビジネスに

ANYA HINDMARCHを立ち上げてから35年。ブランドをスタートさせたとき、アニヤさんは弱冠19歳だったというから驚きだ。そもそもアニヤさんがデザイナーの道に進もうと思ったのは、16歳のころだという。「元々、身に着けるだけで気分が変わるアクセサリーやクラフツマンシップを感じさせる小物に興味があったのです。16歳のときに母から譲り受けたレザー製のハンドバッグに魅了されて、それがきっかけとなりデザイナーを目指すようになりました」

若い頃からバイタリティに溢れていたアニヤさん。ビジネスパーソンとしてもキャリアを着実に積んでいく彼女は、プライベートでは5人の子どもを持つ母親でもある。

「きちんとした規律正しい母親なので、もしかしたら子どもたちからは面倒くさいと思われているかもしれません。一番下の子が『smother』という言葉を学んだことをきっかけに、子どもたちからはジョークで“sMother”と呼ばれています。『smother』は一般的に“窒息死させる”などの表現のときによく使われる単語なので、子どもたちからしたらちょっと息苦しいのかもしれませんね(笑)」と、オフィスのスタッフと顔を見合わせて明るく笑うアニヤさん。

そんなアニヤさんのユーモアあふれるキャラクターは、ANYA HINDMARCHが展開する、上質でありながらもユニークなアイテムたちにもよく表れている。自身では自分の性格をこのように分析している。

2020年のロンドン・ファッションウィークの際には「I am a Plastic Bag」のキャンペーンの一環で店舗をペットボトルで埋め尽くすインスタレーションを実施。Photo by David M. Benett/Dave Benett/Getty Images for Anya Hindmarch

「常に遊び心を持っているのは元々の性格。ユニークなアイデアで何かを作るというのが単純に楽しいんです。とはいえ、左脳右脳で表現すると、左脳ではビジネスパーソンの私がいて、右脳では遊び心を持っている私がいるので、たまにビジネスで何か決断する際は、両方の自分を天秤にかけたりして、正直なかなか難しいときもあるんです(笑)」

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AUTHOR
フリーランスエディター/ライター
佐藤 美穂

1984年、東京都生まれ。女性誌でライターアシスタントを経て、2007年にフリーランスライターとして独立。人物インタビューの他、ファッション関連の記事も手がけている。海外在住経験が豊富で、トレンド情報にも詳しい。
 

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