2022.10.11

結婚相手の「義母」の過干渉に苦しむ、26歳女性に「実母」が放った、壮絶なひと言

吉田 みく プロフィール

「入籍当初は料理を頑張ったり、デートを楽しんだりしていましたが、再び夫がオンラインゲームの世界にのめりこむようになりました。どうやら、ゲーム仲間からログイン時間が少ないと心配されたようです。そこから以前のような生活に逆戻り。結婚したら変わると思っていた自分が甘かったです……」

ミナコさんが夫への愛情が完全に冷め切ったのは新婚旅行だった。ハワイへ行ったものの、会話は弾まず楽しくなかったそうだ。

「新婚さんらしき男女が楽しそうにしているのを見ているのが辛かったです。今までの不満の蓄積もあったため、夫の言動全てがイライラしました。『海がきれいだね』とありきたりな感想、『好きなものを食べたらいいよ』と言ったくせに『ちょっと高いね……』と否定……。もう価値観が合わないと確信したんです」

追い打ちをかけるようにハワイで夫が結婚指輪を紛失。それに対して「まぁ仕方がないね」で片付けたそうだ。その態度にも腹が立ち、その瞬間に離婚を決意したミナコさん。夫に何も告げず、キャリーケースを持って漫画喫茶で暮らし始めた。結婚2か月目の出来事だった。

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二人で取り決めた生活費5万円は入れていなかったので何とかなったという。ミナコさんが出ていったのにもかかわらず、夫からは連絡が来なかったそうだ。

「いつか帰ってくると思っていたのか、それとも居なくて心地が良かったのか分かりません。この件を知らない義母からは『おうちにお邪魔していいかしら』と連絡が入っていましたが、近々他人になる人なので無視しました。離婚に向けて動き出そうと決意したら、他人の目がどうでもよくなったんです」

1人で生きていける基盤を作りたい

一人で暮らしていくためには収入を増やさなくてはいけない。ミナコさんは漫画喫茶生活2か月の間に月収20万円の土木会社の事務職から年俸450万円の成果主義の不動産営業職へ転職を決めた。そして一度自宅へ戻り、転職先に就職したタイミングで離婚したい旨を夫に伝えたのだ。

「夫はあっさりとしていました。『ミナコが離婚したいなら仕方がないね……』と、引き留める様子は一切なかったです。気持ちが離れていたというよりも、そもそも結婚に向いていない性格だったんだと思います。婚姻期間半年でスピード離婚、あっけなかったです」

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