2021年4月に芸能人であるバービーさんと結婚したつーたんさん。2人が同棲をスタートさせた頃に、バービーさんのお父さんとお母さんへ交際と同棲の報告のために、初めて実家を訪れたときのエピソードを前編【初めてバービー実家へ!「最高の親子」に触れて考えた「自分と家族のあり方」】で綴っていただきました。バービーさんの両親を見ていて「素敵な親子だ」「家族って良いな」と感じたそうですが、自分の家族との関係性について改めて考えるきっかけにもなったと言います。

後編では、家族にドライな対応をしているというつーたんさんが、その接し方につながった原因とは何かを考え、以前からたびたび抱くことのあった違和感についてもお伝えします。

前編【初めてバービー実家へ!「最高の親子」に触れて考えた「自分と家族のあり方」】こちら▶︎

 

男であるが故のモヤモヤを感じることも少なくない

なぜ、僕は家族に塩対応なんだろう。

自分自身とゆっくり向き合ってみると、ようやくひとつの仮説にたどり着いた。

僕は、古き良き“家族像”に嫌気がさしていたのかもしれない。

それが僕の塩対応につながっていたのかも。

祖父母と同居していたこともあり、幼い頃から当たり前のように古き家族像のもと厳しくも守られながら、“長男”として育てられた。学校から帰れば必ず誰かしら家族が家にいるような、寂しさを感じることがない恵まれた環境だった。子どもながらに、不自由ない生活を送っていると感じていた。

その上で振り返ってみると、事あるごとに古き家族像が見え隠れして、“男性”や“長男”としてのマインドをセットされた。「男なんだから外で遊びなさい」「ご飯をおかわりしなさい」「もじもじせずに大きい声でハキハキ喋りなさい」と育てられた。しかし中学生、高校生、大学生と歳を重ねていくうちに、どこか窮屈さと違和感を覚えはじめた。当時、明確に言葉にすることはできなかったけれど、それらが心の中で、日々増大していくことにもうっすらと気づいていた。

なぜ、長男は生まれた時から実家を継ぐものであるといった風潮があるのか。
どうして男は、いつでも強くたくましくいなければならないのか。
いつもお母さんだけが料理を作り、洗濯をしているのはなぜだろうか。

人間は生まれてくる順番も、ましてや性別だって自分の意思では決められないのに。考えれば考えるほど“家族像の正解”がわからなかった。“性別の呪縛”も絡み合うこのテーマに、果たして正解など存在するのだろうか。

写真提供/つーたん