「真似しやすい」「簡単でおいしい」と評判のおうちごはんをInstagram(@chan.chan_chii)やブログで紹介している、おうち料理研究家・料理ブロガーちゃんちーさんのレシピ連載。今回は、旬のじゃがいもを使った「いも餅」のレシピをご紹介します。甘辛なみたらし風の味付けで、夕飯はもちろん、お弁当のおかずや子どものおやつにもおすすめ! じゃがいもの加熱はレンジでOKなので作り方も簡単です。
使い勝手のいいじゃがいもは秋もおいしい
すっかり秋らしい気候になり、芋栗南京が美味しい時期になってきました。秋の芋というと、さつまいもを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実はじゃがいももこれからが旬の野菜のひとつなんです。
じゃがいもの旬は春の3~5月だけと思われがちですが、9~11月の秋も旬で年に2回旬を楽しめる野菜です。春に出回るじゃがいもは、秋に植えて春に収穫されてそのまま出荷されるので、水分が多めでみずみずしく、皮が薄くて火が通りやすい。なので皮を剥かずに調理して食べるのがおすすめで、一般的に“新じゃが”と呼ばれます。
そして、これからの時期に出回るじゃがいもは、春の収穫後に貯蔵され熟成されることででんぷんが糖分に変化して甘みが増し、皮は厚めなので剥いて食べるのがおすすめです。じゃがいもは野菜の中でも通年手に入りやすく、比較的安価。保存もきき、さまざまな料理に使えるので、常備野菜の一つとしてご自宅にあることが多いのではないかと思います。
そんな使い勝手のいいじゃがいもですが、たくさんの種類(品種)があるので、品種によって料理や調理法を変えるとより美味しく食べることができます。また、調理前に下ごしらえすることもあると思いますが、じゃがいもは鍋で茹でるより、レンジ加熱した方が簡単に火は通ります。しかし、加熱ムラができたり、パサついてしまったりと意外と失敗しやすいことも。
今回は、レンジで加熱(下ごしらえ)する際のポイントを加味しながら、夕飯のおかずやおやつにもおすすめな「みたらし風いも餅」のレシピを紹介します。甘辛な味つけで食べやすく、大人にも子どもにも大好評の一品。食感もよく、冷めてもおいしいのでぜひお試しください。
