2022.10.16
# 野球

【5年ぶりBクラス】巨人OB・広岡達朗が指摘する「桑田真澄投手コーチ」の“4つの謎”

屈辱の4位が確定し、5年ぶりにBクラスで終わった読売ジャイアンツ。CSに進出することもできなかったが、不調の原因はどこにあるのか……。大反響を呼んでいる『巨人が勝てない7つの理由 プロ野球が危ない!』の著者で、巨人軍OBの広岡達朗氏は“桑田投手陣”に大きな問題があったと分析する。

「巨人軍復帰」の謎

2021年のキャンプが始まる直前の1月、原巨人がサプライズ人事を打ち上げた。かつてのエース・桑田真澄を一軍投手チーフコーチ補佐に招聘(しょうへい)したのだ。

原監督は記者会見で「新年早々、こいつは春から縁起がいい。ジャイアンツにとっていいニュースを発信することができることになりました」とご機嫌だったが、このサプライズ人事にはわからないことが多すぎる。

原は前年末に山口寿一オーナーに桑田の入閣案を相談して快諾を得たという。桑田の上司になる宮本和知投手チーフコーチにも同意を得て、年明けに直接桑田に伝えた。報道によると、桑田も「またジャイアンツのユニフォームを着られることになり、『うれしい』の一言に尽きます」と語ったそうだ。

幻冬舎HPより
 

それはそうだろう。なにしろ現役を引退してから15年ぶりの古巣復帰である。

原は桑田を入閣させた理由について、「野球人として、人間力、生きざまが非常に私自身もすごく興味がある。すごく勉強になる人だな、と思いました。ぜひ、そういう人にジャイアンツのスタッフに入ってもらって、ジャイアンツをつなげて、育てていってもらいたいと思いました」と語る。

しかし巨人復活の救世主として桑田に白羽の矢を立てたのなら、なぜ球団はこれまで15年も彼を無視してきたのか

この間、桑田は米大リーグにも挑戦して失敗。帰国後は野球評論家をしながら早稲田大学や東大の大学院でスポーツ科学を勉強した。

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