2022.11.08
# ビジネス

CIAやMI6のエリート諜報員は知っている…どんな「面接」も突破できる「究極の方法」

CIA(米国)、KGB(ソ連)、MI6(英国)、モサド(イスラエル)、陸軍中野学校(日本)……秘密のベールに包まれた、各国の諜報機関。そこで暗躍する優秀なスパイたちは、どんなスキルや知識を持っているのか? 元防衛省情報分析官で、著書『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル』がある上田篤盛氏に、スパイの巧みなコミュニケーションを応用した、どんな面接も突破できる「究極の方法」を伝授してくれた。

自分よりも面接官にしゃべらせる

ビジネスパーソンにとって面接は入社、転職のための最初のハードルである。CIAやMI6(英国の対外諜報機関)などはWeb上で公募され、応募者が殺到する人気職となっている。

つまり、諜報員は難易度の高い面接を勝ち抜いたエリートである。

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元CIA諜報員J・C・カールソン氏は、「聞き上手になるスキルは顧客との初顔合わせで役立つが面接でも役立つ」という。

カールソンは、就職面接で「話すのは主に面接官でこちらは何も話さない」のが、成功するケースだと言う。

たしかに、私も何度か試験の面接官をやったことがあるが、おもしろい、ユーモアに富んでいる人物は、こちらからいろいろ質問したくなるので、受験者よりもこちらのほうがたくさんしゃべってしまった記憶がある。

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