国民の不満を「反日に向ける」
金大中元大統領によって日本文化解放は行われたものの、「政治的反日」とは一線を画した扱いになっていた。
当時の日本文化開放で、北野武監督の映画『はなび』の韓国上映が大きなニュースとなったことを覚えている。
初代大統領李承晩の政策の一つであった「国民の不満を反日に向ける」ための教育が、金泳三元大統領によって日本の証言を引き出し、金大中元大統領による日本文化開放(娯楽)と同時に北朝鮮への「太陽政策」で、国民はそれまでの教育の正当性に自信を持ってしまった。
後に、脱北者たちの証言などで「太陽政策」での支援はすべて核ミサイル開発に使われたことが明るみになるが、韓国人にその責任を負おうという意識はない。