韓国で「抹殺される人たち」
本来、メディアは中立を保たないと成り立たないものと思うが、韓国では日韓問題となると、どこに居ても目、耳に入るものは反日報道しかない。
もちろん私が日本で朝鮮学校の教育から抜け出た様に、韓国でも反日教育がどういうものか「気がついている人」もいるが、そうした人たちは声には出せない。
なぜなら、声を出せば左派市民団体の批判(集中砲火)を受け、声を上げた本人は社会的に抹殺されかねないからだ。
韓国の芸能人が「日本好き」的な発言をした際、韓国メディアがどう報道してきたのかは説明するまでもないだろう。
先日も、韓国の国立忠南大に何の許可もなしに慰安婦像が設置され、常識ある学生と学校側が、設置団体と学生会に対して撤去を申し入れた。
設置団体と学生の言い分としては「一度の話し合いで折り合いが付かずに強硬策に出た」と話す。ここまでは日本大使館前の慰安婦像設置と同じパターンなのだが、その後、韓国の野党議員(共に民主党:文在寅派)の朴英淳(パク・ヨンスン)氏が忠南大の李鎮淑(イ・ジンスク)総長に公式書簡を送り、慰安婦像撤去方針に対する大学当局の再考を促したという。