10月25日は「世界パスタデー」。
比較的簡単に作れるメニューということもあり、普段からよくパスタ料理を作る方も多いのではないでしょうか? 家族ではもちろんのこと、一人暮らしでも量の調節がしやすく、「困ったときはパスタ!」という方も多いはず。
とはいえ、普段から味わっているメニューは“気づけば「いつも同じ味」になりがち。シンプルなメニューだからこそ、マンネリ化しやすいのもあるかもしれません。
そこで今回は、10万部突破のベストセラー『「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ』から、「にんにくと赤唐がらしのオイルのスパゲッティ」のレシピをお届け。いつもの調理法にひと手間を加えて、プロの味をぜひ自宅で再現してみてはいかがでしょうか? 普段しない工程を加えることで、いつもと違った美味しさを味わえるかもしれません。
落合務シェフの「トマトのバターパルミジャーノ」レシピはこちら!
「にんにくと赤唐がらしオイルのスパゲッティ」レシピ
ソースにパスタを入れたら、火にかけない!

にんにくと赤唐がらしのオイルスパゲッテイのコツは、「にんにくにホクッと火を通す」ことと「油」と「水」をくっつける「乳化」。
まず大事なのは、にんにくの火の通し方。常温のオリーブオイルとにんにくを火にかけて、きつね色になるまで火を通す。思っているよりも時間をかけて、ていねいにていねいに火を通すのが第1のポイント。
次の要はソースを乳化させること。相性の悪い「水」と「油」をくっつかせる、つまり、乳化させるのがポイント。火にかけて炒めると、水分は蒸発し、オイルが残る。だから油でべたべたしたパスタになるんです。「ソースにパスタを入れたら、火はつけない」これ大切! さぁ、作ってみましょう。