2022.10.27

ヤクザすら恐れる「中国マフィア」、池袋100人乱闘事件で見えたその「ヤバすぎる正体」

「サンシャイン60」で起こった大乱闘

2022年10月16日の午後、日本社会を震撼させるような事件が世間の耳目を集めた。NHKは、以下のように報道している。

16日午後、東京 池袋の高層ビル『サンシャイン60』の58階にあるレストランで一部の客どうしによる乱闘騒ぎがあり、1人が頭から血を流すなどして軽いけがをしました。
警視庁によりますと、100人規模で開かれていた宴会の最中に乱闘が起き、店からの通報を受け警察官が到着した時点では客の大半がその場から立ち去っていたということです。
その後の調べで、宴会をしていたのは中国残留孤児の2世などでつくる不良グループ「チャイニーズドラゴン」のメンバーらとみられることが警視庁への取材でわかりました
(NHKニュース 2022年10月17日)

マスコミの多くが、この乱闘騒ぎを準暴力団「怒羅権=チャイニーズドラゴン」によるものであると報道している。筆者は、この点に違和感を覚えた。違和感の理由は後述する。

10月22日朝日放送テレビ「教えて!NEWSライブ 正義のミカタ」にスタジオ出演し解説したが、バラエティー番組ではお伝えできる内容に限界がある。同番組の視聴率からも、当該問題への社会的関心が窺えるから、補足を兼ねて筆を執った次第である。

Photo by iStock
 

準暴力団「怒羅権」とは

2013年に東京で警視庁から「準暴力団」と位置付けられた集団は、関東連合、怒羅権、打越スペクター、大田連合である。このうち、怒羅権については、当局が2011年に「チャイニーズドラゴン」とカタカナ表記するように通達を出したとのことだが、これが問題をややこしくしている(そもそも都道府県公安委員会は準暴力団のデータを積極的に公表しない傾向にある)。

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