プロが「信用できない」犬種とは
ペットショップのショーウィンドウに並ぶ可愛らしい犬や猫。
つぶらな瞳で見つめられれば、飼うつもりがなくても、ついその気になってしまう。
だが衝動買いした後に、その犬が「一度攻撃を始めたら、相手が死ぬか自分が死ぬまでやり続ける」気質を持っていたことがわかったら? そして「攻撃のスイッチがいつ、どんなタイミングで入るのか、わかっていない」としたら?
犬の寿命が全うするまでの約15年間、きちんと最後まで飼い続けると言えるだろうか。
動物行動学の専門家 高倉はるか先生は、「闘犬の気質を持つ犬種の中でも、とくにピットブルは危険」と一般家庭で飼うことに反対だ。
「忠実で人懐っこい」「これまで一度もそんな顔を見せたことがない」という意見が多数あっても、信用できないという。
信用できない理由については、前編「動物行動学の専門家から緊急提言『ピットブルは飼うには危険すぎる犬種です』」にて詳しくお伝えした。
後編では犬を飼ってから後悔しないために、何を知っておくべきかをお聞きする。
