2022.10.29

海外では続々と合法化…日本で「娯楽目的」の大麻は認められるのか 「医療用大麻」は解禁へ

解禁を望む若者の声

カナダや米国の22州で嗜好目的での使用が認められている大麻。日本でも若者層を中心に大麻の解禁を望む声は多い。厚生労働省は現在、大麻取締法の改正の向けた検討を行っている。嗜好目的での大麻使用は認められるようになるのか。

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大麻草はアサ科の一年生草本、中央アジア原産で古くから繊維や種子を得るための原料植物として栽培されている。大麻を吸引すると、高揚感や抑制からの解放感、音や視覚、触覚が鋭敏になるなどの変化が起きる。

SNSを中心に大麻関連製品の投稿や広告が盛んになっており、特に若者の間ではイベントなどでの大麻使用も行われている。大麻事犯の検挙者数は14年以降増加の一途をたどり、8年連続で増加中だ。

 

警察庁や厚労省などの統計によると、20年の大麻事犯検挙者数は5260人と前年比690人(15.1%)も増加した。中でも、30歳未満が3511人と同889人(33.9%)、20歳未満が899人と同284人(46.2%)も増加し、検挙者に占める30歳未満の割合は66.7%、20歳未満は17.1%まで上昇、14年の検挙者数と比較すると20歳未満は11.2倍、30歳未満は5.3倍も増加しており、検挙者の若年化も大きな問題となっている。(表1)

表1
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