舌がん、中絶4回、タモリの前で胸出し、家賃5万の借家で外界と断絶…女優・塩沢ときの「仰天人生」

「デヴィ夫人の頭にしてちょうだい！」

塩沢は舌がんを患い、治療したことを、ひた隠しにしていた。

だが、'81年にゲスト出演した『徹子の部屋』で、「せっかくのチャンスだから」と自身のがん体験を初告白し、同時に過去の恋愛についても赤裸々に語った。

奇抜なスタイル（写真／講談社）

そのことで「憑き物が落ちた」という塩沢は'84年、バラエティ番組『ライオンのいただきます』（フジ系列）に出演する時、自分の洋服ダンスから一番派手なドレスを選んだ。

その後、美容室に入ると勢いよく、「デヴィ夫人の頭にしてちょうだい！」と言った。

そうして仕上がった奇抜な出で立ちで登場し、上品な口調で下ネタを連発すると、一躍、大人気となった。

取材に際し、明るく下ネタを話す（写真／講談社）