2022.11.02

なぜ私は「文春砲」ではなくドバイ在住のガーシーを頼ったか…DV被害の客室乗務員女性が告白

「電車に轢かれて死んだら?」

東証スタンダードに上場するパソコンメーカー、株式会社MCJの代表取締役会長・高島勇二氏(48歳)からの暴言・暴力被害を公にした20代の客室乗務員・Mさんは、告発の場として、週刊誌ではなくガーシーのオンラインサロンを選んだ。それはなぜか? 前篇に引き続き、Mさんの証言を聞こう。

(この記事は前後編の後篇です/前篇はこちらから

たび重なる高島氏の暴言と暴力に耐えかねたMさんは、最後には高島氏の目の前で自殺未遂を図った。昨年11月のことだ。

「お前なんて生きている価値ないと言われ、段々死にたい気持ちが募るようになりました。ある日同棲していた紀尾井町のマンションで、『私が死ねばターさん(高島氏の愛称)は幸せ?』って聞いたら、『うん』って。

 

『でも、このマンションで死んだら迷惑だから、俺が迷惑かからないように電車に轢かれて死んだら』って言われました。

だから私はここで死んじゃえって思って、マンションから飛び降りようとしましたが、ベランダの柵をまたいだところで止められました」

直後にMさんは東京女子医大に入院し、周囲からも「これ以上会わないように」と説得され、交際関係を解消することになった。

その際、高島氏との話し合いで、「今まで起きたことを誰にも言わない」こと、その代わりに高島氏はMさんに対し900万円を支払うという条件で合意書が取り交わされ、Mさんは署名に応じたのだという。

高島氏が作成した「合意書」高島氏が作成した「合意書」

「私も私で悪いんですけど、その時はまだ精神的に不安定だったし、同棲していた家を出ることになり、お金も必要だったので合意書にサインしてしまったのです。でも、今はもう900万円返してもよいから、高島に社会的な制裁がくだって欲しいという思いです」(Mさん)

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