2022.11.06
# ビジネス

飲食チェーンの「配膳ロボット化」のウラで起こっている「ヤバすぎる事態」

飲食店の「二極化」が起こる?

自動化が進む裏側で…

近年、大手チェーン店を中心に飲食業界で配膳の自動化が進んでいる。

回転寿司業界では高速レーンに寿司を乗せて客に届けるのは当たり前となっており、ファミレス業界でも配膳ロボットに料理を運ばせる店舗が多くなってきている。こうしてオペレーションの一部を自動化させることによって、人件費などのコストを減らす狙いがあるのだろう。

ただ余剰人員を削減した結果、別の問題が発生しているのをご存じだろうか。

その代表的な例が、店内衛生環境の悪化だ。なかでも、8月28日にTwitterへ投稿されたツイートが興味深い内容となっている。

≪100円寿司とか安いチェーン店、自動化自動化で人すごく減らしていってるけど、余剰人員を極限まで減らした結果、ちょっとしたテーブルの下の汚れとか確実に細かいところに影響は出てきてて、店員さんもそれを気にする様子もない。日本なんて人件費安いのにそれでも人減らしをやって≫

≪安く提供しないと、貧困化した日本人は店に来てくれない。店がどんどん汚くなって、それを客は許容しなければならず、そのうちそれが当たり前の光景になる、それがどんどん進むのが国の貧困化なのかな。≫

このツイートには、10月17日の時点で2万以上の“いいね”、200件を超えるコメントが寄せられており大きな話題を呼んでいだ。

Photo by iStock
 

コメント欄では、「味よりも、衛生面が気になって行きたくなくなる店が増えた」、「以前に比べて清掃が行き届いていない」と賛同する声が続出。また投稿主のツイート後半の主張に対しても、「安く提供するために原価ギリギリ、パートやバイトは最低限の人数で営業しているので、テーブル席の掃除にまで手が回らない」といった飲食店側の意見もあり、日本の貧困化を象徴しているのかもしれない。

そこで今回はフードジャーナリストの重盛高雄氏に、飲食業界の配膳自動化の現状とそれに伴って発生している問題点について詳しく解説してもらった(以下、「」内は重盛氏のコメント)。

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