令和の“キャッシュレス時代”に「セブン銀行デビットカード」を持つべき3つの理由
提供:セブン銀行
昨今、キャッシュレス決済の普及率が右肩上がりだ。2021年にはキャッシュレスでの決済比率が初めて30%を超え、経済産業省は将来的に80%の決済比率を目標に掲げている。キャッシュレスの普及が加速するなか、既にクレジットカードやスマホ決済サービス、電子マネーなど、様々なキャッシュレスツールがあり、何を持つか決めるのは簡単ではない。
キャッシュレスそのものを利用することに二の足を踏んでいる人もいるだろう。しかし、『キャッシュレス覇権戦争』などの著作がある消費生活ジャーナリストの岩田昭男氏は、キャッシュレスに抵抗がある人も、気軽に持てるカードとして、「デビットカード」を挙げる。
(以下、文/岩田昭男)
デビットカードは即時払いで原則審査なしで利用できる

キャッシュレスツールは確かに便利ですが、クレジットカードなどですと「使い過ぎるのが怖い」といった理由で、敬遠している人もいるでしょう。そのため、まだ現金払いにこだわっている人がいるのもわかります。そんな人でも現金感覚でキャッシュレスのサービスを享受できるカードがあったら使ってみたいと思うのではないでしょうか。それが「デビットカード」です。
デビットカードは、クレジットカードのように、JCBやVisaなどの国際ブランドを備え、その対応店舗で使うことができます。一方で、大きな違いもあります。
クレジットカードと異なる点は2つ。「引落しタイミングの違い」と「支払能力の審査有無」を挙げることができます。
まずクレジットカードは後払い式です。一か月分の利用金額を指定の引落日にまとめて支払うことになります。手元に現金がなくても、カードごとに設定された上限金額までは利用できますが、ただついつい使いすぎて、引落日に慌ててお金を用意するなんてことを経験した人も多いでしょう。
しかも利用した代金はすべてカード会社の立替えになりますから、イコール「借金」となります。期日が来ると返さなければなりません。それを忘れたり無視したりするとペナルティがついて長期間カード利用を止められたり、新規にカードを持てなくなるなど大きな影響を受けます。
一方でデビットカードは即時払いなので、使用したタイミングで登録口座から引落されます。残高が不足している場合、基本的には使用できません。クレジットカードと異なり、口座に利用分の残高が必要なので、計画的な利用が必須となります。
とはいえ、クレジットカードのように引落日に慌てる必要がないので、「使い過ぎるのが心配」という人にはオススメなんです。
また「支払能力の審査有無」も重要なポイントです。クレジットカードは申込時、支払能力があるのかどうかの審査が行われます。一般的な年会費無料カードならそこまで審査は厳しくありませんが、それでも収入が安定していなかったり、以前にクレジットカードの支払遅延経験があったりすると、審査に落ちてクレジットカードを取得できないケースがあります。
しかし、デビットカードであれば、原則その審査がありません。即時払いのため、利用者が支払えない恐れがないからです。銀行に口座を持つことで誰でも持つことができます。さらに、クレジットカードは18歳以上でないと持てませんが、デビットカードなら15歳または16歳以上で口座を持っていれば誰でも作れるのです。