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現役・開成高校生が、元・開成校長と対談して考えた「受験勉強で大事なこと」
2022.11.30

賢さ控えめ開成ボーイ・後編

現役・開成高校生が、元・開成校長と対談して考えた「受験勉強で大事なこと」

現役・開成高校生が、元・開成校長と対談して考えた「受験勉強で大事なこと」 『偏差値40台から開成合格! 自ら学ぶ子に育つ おうち遊び勉強法』著者ぎん太さんと、元開成校長の柳沢先生。 画像ギャラリーを見る→

受験は長い人生において、本当に途中経過でしかない

秋も深まってくると、模試や過去問など、受験勉強もいよいよ本格化。ここからが本当に大切な時期だ。最後に、ぎん太くんと柳沢先生に、現在、志望校合格をめざしてがんばっている受験生へのメッセージをお願いした。

ぎん太「万が一、結果が出なくても、自分で勉強して身につけたこと、努力したことっていうのは、必ずその後の学習で生きてくると思うので。自分がこれだけ勉強したんだ! という、その事実に自信を持ってください」

『偏差値40台から開成合格! 自ら学ぶ子に育つ おうち遊び勉強法』ぎん太/講談社

柳沢先生「まさにそれだね。たとえば受験で、1)A大学にチャレンジして合格しました。2)A大学にチャレンジして落ちました。3)A大学を受けませんでした。その3つのケースがあって。落ちた場合と、チャレンジしなかった場合は、A大学に行けないという点では結果は同じなの。だけど今、彼が言ったように、チャレンジすれば、そこで勉強したことは残っているけれど、チャレンジしなければ何もない。

そして、もちろん受験は人生において、本当に途中経過でしかないから。社会の中で、何を稼ぎの原動力にするかということを考えたときに、たとえば医者のように資格が必要な職業であれば、その資格を得なければならない。同じ国公立の医学部でも、偏差値的に非常に難しいところから、比較的入りやすいところがある。自分が稼ぐための一番の武器を手にするということを考えると、ある意味、偏差値はどうでもいいんだよね。そう考えて、受験というものを考えていくことが大事なの。

ただ、より難しいところに行くと、ひとつだけいいことがある。それは、そうやってチャレンジしようとする人の割合が高くなること。新しい技術やデータなどを次から次へと取り込むようなバイタリティあふれる人たちと知り合いになると、やっぱり自分もその人たちからいろんなことを習い、感化されることもある。だから、チャレンジして、いいところに行くっていうことは大事だけど、それがすべてではない、というのが僕の思いかな」

ぎん太さんのお母さんが実践していた『おうち遊び勉強法』
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