2022.11.08
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北条義時の“暗黒化”が止まらない…「鎌倉殿の13人」義時、毒殺・暗殺説を検証する

今週もまた誰かが死ぬ。血みどろの戦いの末に順番を迎えるのは、武家の頂に上り詰めた鎌倉幕府の2代執権・北条義時、その人だ。いったい誰に、どのような理由で殺されてしまうのか―謎に迫る。

義時の最期が気になってしょうがない

「大河でこれほど極悪な主人公っていないのでは」

「実朝をこんなに追い詰めるなんて、義時は絶対ろくな死に方をしない」

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第42回が11月6日、放送された。回を追うごとに「黒く」なる北条義時(小栗旬)から視聴者も目を離せないでいる。最終回までは源実朝(柿澤勇人)の暗殺事件、承久の乱と怒濤の展開を迎えていくが、気がかりなのは、そんな義時の「最期」だ。

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「いろんな人の死に関わってきた彼が、最後、幸せに亡くなっていいんだろうか。(中略)彼なりの最期をきちんと描くべきじゃないか、という感じがしての最終回ですね」

脚本を担当する三谷幸喜氏は、トークスペシャル番組でこう言い放った。制作統括の清水拓哉氏も、最終回をこう表現する。

「北条義時の手負いの獣のような姿に、見ていて窒息しそうになりました」

そもそも義時は史実ではどんな最期を迎えたのか。信州大学特任助教で『頼朝と義時 武家政権の誕生』などの著書がある呉座勇一氏が解説する。

「病死と考えられています。『吾妻鏡』の記述では、義時はすでに病を患っていて、年齢も当時としては高齢の62歳です。遺言が残されていないので、突然亡くなったのでしょう」

 

かねて脚気の持病を抱えていた義時は晩年、急性腸炎を併発。前日の朝から息絶える時まで、畳の上でずっと念仏を唱えていたという。

源頼朝(大泉洋)と北条政子(小池栄子)の娘・大姫(南沙良)が"元気がでる呪文"として教えた「オンベレブンビンバ」を唱えながらの最期も想像できる。

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