2022.11.12

「ババァ!骨をパクるんじゃねえよ!」火葬場職員が心底戦慄したお骨上げ時の恐怖体験

これまでに1万人のご遺体を見送った下駄華緒さんが火葬場職員時代の体験を明かし、注目を集めているYouTubeチャンネル「火葬場奇談」。その壮絶な体験は「最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常」(原案:下駄華緒/漫画:蓮古田二郎)として漫画化され、話題を集めている。

寄せられた反響について下駄華緒さんはこう話す。

「感想もそうなのですが、思っていた以上に感謝の声が多くてびっくりしました。1番数が多く頂いたのは、本を読んでから自分の親族のお骨あげに行かれた方が、その時の記憶が鮮明に残り良かったというお声です。今まで何も知らずに行った時は、なかなか記憶に残らなかったそうですが、本で知識を得てから行かれたお骨あげは『記憶に残る』ということです」

記事前編では、火葬場で起きた遺族間のトラブルについて取り上げた。ご遺体を前にして、ただならぬ雰囲気のご遺族。いよいよお骨上げの時となったのだが――。

『最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常 (2) 』(竹書房)
 

激しい遺族間の対立

ある日、下駄さんの働く火葬場に非常に険悪なご遺族が訪れた。彼らは<淡々として冷ややかな喪主男性グループ><さめざめと悲しんでいる高齢女性グループ>の2つのグループに分かれ、激しく対立していたのだ。

下駄さんたちは、何かトラブルが起きないか注意を払っていたが、どうにか何事もなくお骨上げの時間となった。

「ホッとしたのも束の間、そこで目にした光景に僕は言葉を失いました。リーダー格の高齢女性がコソコソと骨をバッグに入れているのです」(下駄さん)

『最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常 (2) 』より

その行為に気づいたのは下駄さんだけではなかった。「ババァ!骨をパクるんじゃねえよ!」と喪主男性は激怒。「ババァとは何だ!」と女性が逆ギレしてしまい、下駄さんたちのご遺骨についての説明を聞くどころではない騒動になってしまった。

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