北海道を震撼させる凶悪ヒグマ「OSO18」…!捕獲作戦に参加したハンターが打ち明ける「化け物じみた生態」

週刊現代 プロフィール

冗談が現実に

今年7月に入るとオソは再び姿を現し、放牧されていた牛を襲い命を奪い始めた。前出の佐々木牧場・佐々木さんが語る。

「被害に遭った7月18日は雨が降っていました。雨だとヒグマは臭いや音を紛らわせることができます。こんな時はクマが出るんだよなと冗談半分で言っていたところ、それが現実となってしまったんです。

ウチの牧場は放牧地の周辺にオソ対策として、電流の流れる柵を張り巡らせていました。手は打っていたので、まさかウチには来ないだろうという思いもありました。

しかし、オソは柵を避けるため、なんと鉄線の下を掘って放牧地へ侵入してきたのです」

佐々木牧場の放牧地佐々木牧場の放牧地
 

雨の降りしきる中、オソは音と気配を消して牛へと近づいていく。そして爪を突き立てた。佐々木さんが続ける。

「夜中に背後から襲われたようで、内臓が深くえぐられていました。可愛い牛がやられて悔しい気持ちがありますが、被害にあった牛の死骸を見て、自分や家族の身の危険を感じる気持ちのほうが上回っています」

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