甚大な被害を出し、人間を嘲笑うかのように挑発…!最恐ヒグマ「OSO18」の捕獲が今年も困難である「深刻な理由」

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押し寄せるハンターたち

地元の猟師が苦境に陥る一方、標茶町へは全国各地から猟師が集まっているという。存在が大きく報道されたことから、オソを自らの手で仕留めたいと意気込む者も多いそうだ。関東から遠征してきたという猟師が語る。

「標茶町は鹿撃ちの名所でもあるため、本州からも毎年多くの猟師が入ります。街中のガソリンスタンドや食堂でも何人もの猟師と挨拶を交わしました。口にしないまでも、猟師なら誰もが有名になったオソを撃ちたいと思っているはずです」

標茶・佐々木牧場に残されたOSO18の足跡にコンクリートを流して固めたもの標茶・佐々木牧場に残されたOSO18の足跡にコンクリートを流して固めたもの
 

だが、猟友会標茶支部長の後藤勲さんは猟師が集まることで混乱が生じることを心配している。

「標茶の土地のことを知らない者が、功名心からむやみに山に入るのは危険な行為です。近年は餌になるエゾシカの数も増えているため、冬眠をしないヒグマも増えており、山では何が起こるかわからないのです」

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