2022.11.16

【独自】滝沢秀明が頼る?あのドバイの日本人マダムを直撃!「白い恋人」海外初出店で40人大量解雇とビザなし違法労働…

「マダム」とタッキーとの接点

北海道を代表する老舗企業「石屋製菓」が長年貫いてきた銘菓・白い恋人の「北海道でしか買えない」というブランド戦略。成田、羽田など日本の主要空港への出店をはじめ、近年、「北海道限定」の制約を次々に外している3代目社長の石水創氏が強行した海外初出店に暗雲が立ち込めている。

中東・アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにある世界最大級の売り場面積をうたうショッピングモール「ドバイモール」に出店した、白い恋人を販売するレストランIshiya(イシヤ)で何が起きていたのか。前編に続いて報告する。

この記事は前後編の後篇です。前篇はこちらから

内情を知る関係者が明かす。

「レストランイシヤの運営会社はドバイの有名財閥ナブーダ家の一員である男性が『会長』となり、仮想通貨NXDで知られる投資家の瀧澤龍哉氏が『社長』に就きました。そこにレストランをプロデュースするという触れ込みで現れたのが荻野章子氏です。会社的には役職はなく、スタッフたちには『マダム』と呼ばせていました」

荻野氏とは何者なのか。複数の関係者によると、大阪出身の50代の女性で、過去には大阪で飲食関係の事業をしていたという情報もある。10年以上前からドバイの財閥ナブーダ家の男性と関係を持つようになり、UAEに移住。日本でコネクションを築いた日本の企業関係者や著名人らと交渉し、ドバイで事業展開させてきたという。

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実は週刊文春が昨年5月6日、13日号の記事で荻野氏について言及している。「滝沢秀明 女性社長と“水商売”の裏にドバイの大富豪」と題された記事がそれだ。

記事によると、荻野氏はアメリカ発でエコが謳い文句のミネラルウォーターを輸入販売する会社を日本で設立。そこにジャニーズ事務所副社長だったタッキーこと滝沢秀明氏の名前が取締役として載っていた。2人が近づいた理由は滝沢氏が2017年8月に日UAE親善大使に就いたこと。そこから広がった人脈に荻野氏がいたという。そして、ミネラルウォーターの会社が登記されているのはドバイの有力財閥ナブーダ家のアハメド・アル・ナブーダ氏の会社がある東京都港区虎ノ門の一軒家だったという。

 

そして、滝沢氏はこのほどジャニーズ事務所を退所し、独立を決めた。複数のメディアが滝沢氏が荻野氏を頼ってドバイに新会社を立ち上げるのではという憶測を報道している。現代ビジネスの取材では、こちらの真偽は確認できていないが、荻野氏を知る別の関係者は「タッキーのドバイ行きが本当だったとしても別に驚かない。荻野氏の人脈力や何かを日本から持ってくる手腕にはかなりのものがあります」と語り、こう続ける。

「最も有名なのが日本式のセブンイレブンのドバイ展開です。荻野氏はセブンイレブンジャパンの元会長で『コンビニの父』とも言われる鈴木敏文氏と交友があり、口説き落としたと言われています」

実際に2014年ごろからセブンイレブンのドバイ進出は始まり、ピーク時にはドバイの街中などに一時は20店舗ほども展開された。UAEの首都アブダビの有力王族が日本円にして100億円以上を出資したとの話もある。

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