「童貞バツイチ」男性が怒りに震えた…極度のマザコン妻と過ごした「悲惨な夫婦生活」
たかひこ(33歳、仮名)は、同い年のりさ(仮名)と結婚相談所で出会い、6か月の交際の後にプロポーズをし、成婚退会となった。
結婚相談所の規約の中に、“交際中に男女の関係になったら、成婚とみなす”というものがある。これは、結婚相談所を男女の遊び場にしないために設けられているルールだ。
婚活アプリや出会い系アプリなどには、男女の関係になった途端、“態度が急に冷たくなった”“ネットワークビジネスに勧誘された”“投資話を持ちかけられた”“相手を信用してお金を貸したら、連絡が取れなくなった”などという問題も横行している。
しかし、それらは大人同士のことなので、あくまでも自己責任。ただこうした無責任な行動に釘を刺す意味においても、結婚相談所には“男女の関係になったら、成婚とみなす”というルールが必要なのだ。
そして、たかひこは、そのルールに従い男女の関係もないままに結婚相談所を成婚退会。その後、新婚生活がスタートしたのだが、寝室は別々で関係がないままに日々が過ぎていった。
<【前編】一部上場企業勤め「35歳童貞」夫の悲劇…結婚相談所で妻と出会った彼が「見落としていたもの」>に引き続き、後編では、このカップルがどんな末路を辿ったのかを、お伝えしよう。

今夜こそ一つの部屋で寝よう
11時少し前に帰宅できた。鍵を開けて入っていくと、りさがパジャマ姿で、自分の部屋から出てきた。
「おかえりなさい。楽しかった?」
「ただいま。うん、たけしと会うのは1年ぶりだったからね。結婚した報告もできてよかったよ」
「その人、今離婚して独身に戻ってるんだっけ?」
「そうそう。だけど、あいつは昔から女には不自由したことないから。今も彼女がいるようなこと言ってたよ」
「ふ〜ん」
りさは、まったく興味なさそうに相槌を打つと、トイレに向かおうとした。その手を引き寄せると、たかひこはりさを強く抱きしめた。
「ちょっ、ちょっと待って。私トイレに行きたいんだけど。あと、お酒臭いから、シャワー浴びてくれない」
驚くほど強い力でたかひこを跳ね除けると、そのままトイレに入ってしまった。そして、トイレの中から怒りの声が聞こえてきた。
「早くお風呂に入ってよ!」
出鼻を挫かれ、風呂場に向かい、シャワーを浴びる。シャンプーをし体を洗って、バスタブに湯をためて浴そうに浸かると、段々と酔いも冷めてきた。
風呂から出てからドライヤーで髪を乾かし、バスルームから出ていくと、既に部屋の電気は消え、リビングルームも真っ暗だった。りさは、既に自分の部屋に入ってしまったようだ。ノックをしたが返答がない。イヤホンで音楽を聞いているのか、ゲームをしているのか。
「さっきは、いきなりごめんな。明日ゆっくり話そう。おやすみ」
そうドア越しに言ったのだが、それにも返答がなかった。