2022.11.22

「総額650万円」の結婚式を挙げた「貯金250万夫婦」が、深刻な修羅場を迎えたワケ

黙って借金した結果…
町田 萌 プロフィール

そして晃さんの貯金約150万円と両親から借りた100万円を使って、遥香さんの希望をほぼ叶えた理想の結婚式を総額約650万円で挙げたのである。当日は両家の親戚やお互いの友人、会社の同僚などが100名ほど集まって、とても豪華な式になった。

「遥香には、何度もありがとうと言われました。それからはケンカすることもなくなったし、ほっとしました。まあ、希望通りの結婚式を挙げたいという遥香の気持ちもわかりますからね」

Photo by iStock
 

大喧嘩へと発展

結婚式が無事に終わり、夫婦生活が始まった。しかし式を挙げてから1ヶ月後、晃さんの嘘はあっさりと暴露されてしまう。ふたりが晃さんの実家で夕食を食べているときに、遥香さんは義母から「結婚式の費用は自分たちが援助した」と衝撃の事実を聞かされたのである。

「両親に口止めをお願いしていたつもりだったんですが、母はそこまで重大に考えていなかったようで、ぽろっと言ってしまったんですよ。『すごくいい式で本当に感動した、私たちもお金を出してよかった』という感じで。遥香は『え?』という顔でしたが、父が続いて『家族になったんだから、困ったことがあればこの前みたいにいつでも言ってくれ』と言って、ダメ押しです。遥香は愕然としていました」

晃さんの実家を出るや否や、遥香さんが食ってかかってきたという。

「すごい剣幕でした。『どういうことなの、あれは定期預金から崩したんでしょ』と詰め寄られて、正直に実は預金などなくて親に借りたこと、遥香の好きにさせてあげたかったこと、自分が少しずつ返すつもりだったことを打ち明けました。ただ白状した後でも、彼女は泣き喚くんですよ」

「借りたことに対してお礼の一言もない失礼な嫁だと思われた」
「嘘つくなんて最低」
「自分の給料から返すと言ったって、ふたりの生活費なんだから私にも関係あることでしょ!」
「私に嘘をつき続けるつもりだったのか」

遥香さんは怒りに任せて、晃さんを責め立てた。

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