2022.11.24

今の彼がいなければ、たぶんいじめっ子を殺していた…42歳ASD女性が明かす「真っ暗」な心の内

「子どもの頃から今に至るまで、ずっと浮いていましたね。どうにも人や社会と折り合えない。それっていけないことなのですか?」――。

最近、ASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けたユミコさん(42)は、みずからのこれまで人生をこう振り返る。モデル体型の細身で長身、和風美人で笑みを絶やさないユミコさんだが、その心の内は本人曰く、「いつも真っ暗」だそう。

彼氏に『(勤務先から家まで車での)送迎を求める』『食器を洗わせる』『ゴミの分別とゴミ捨て』といったことを強要し、そのたびに振られてきたユミコさんの事例を紹介してきた<【前編】「彼氏ならこれくらいして当然」と語る42歳ASD女性が、彼氏からフラれるときに「必ず言われる言葉」>に引き続き、ユミコさんの抱える苦悩と過去について語ります。

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マイルールを強要してしまう

現在、半同棲中といってもいい彼氏はユミコさんと同じマンションの別棟に住んでいる。車での送迎も食器洗いもゴミの分別にゴミ捨ても容易な距離といえばそうかもしれない。

だが、「9時・5時勤務のサラリーマン」だという彼氏とはいえ、毎日、疲れているときも体調のすぐれないときも、それを求められるとさすがにキツいだろう。

いくら恋人同士、たとえ配偶者であっても、こうした日々の些細なストレスが重なっていく。これが別離への遠因となることがそれなりに人生経験を積み重ねた大人なら肌感覚でわかっているはずだ。

ところがどうやらユミコさんはそれがわかっていないらしい。それでいてユミコさんには何ら悪気はないこともまた第三者としてみていてわかる。

そこで記者は次の質問をぶつけてみた。

「もしかして、これまでの彼氏にも同じことを求めたり、ご自分のやり方で何かをするよう求めてきましたか? たとえばゴミの分別などでユミコさんのマイルールでやるようにとキツく言ったりしたことはありませんか……」

するとユミコさんは驚きの表情を隠さず、記者にこう応える。

「どうしてわかるんですか?――」

歴代の彼氏がユミコさんに匙を投げた理由がわかった気がした。

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