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海外大学進学も積極的にサポート……人気急上昇中の広尾学園、その実力とは《後編》
2022.11.21

令和の中学受験2 (6)

海外大学進学も積極的にサポート……人気急上昇中の広尾学園、その実力とは《後編》

2022年におこなわれた首都圏中学入試の「私立・国立中学校の受験者総数」は過去最多を記録した(首都圏模試センター調べ)。第一志望の学校に合格できるのは男子で「約4人に1人」、女子で「約3人に1人」ともいわれ、活況を呈する首都圏の中学入試。いま業界では2025年度にそのピークを迎えると囁かれているという。

中学受験指導の世界で28年間の経験を持つスタジオキャンパス代表の矢野耕平氏が上梓し、昨年刊行し大ヒットした『令和の中学受験 保護者のための参考書』(講談社+α新書)に続く新作『令和の中学受験2 志望校選びの参考書』(講談社+α新書) は、さまざまな私立中高一貫校の教員に矢野氏自身が取材を重ねて完成された作品だ。同書の注目章を一部加筆訂正した8日間に渡る連載記事の第6弾!

今回は、海外大学に全国屈指の実績を誇り、注目を集めている広尾学園の教育内容を紹介した前編『海外大学へ続々と……人気急上昇の「広尾学園」令和の教育実践とは《前編》に続く後編。

海外大学へ目を向けると選択肢が一気に増える

今回は第5回・前編『海外大学へ続々と……人気急上昇の「広尾学園」令和の教育実践とは』に続く後編となります。前編にまだ目を通していない方はそちらからご覧になってください。

さて、日本国内の大学にはない海外大学の魅力はどういうところにあるのでしょうか。広尾学園(東京都港区/共学校) インターナショナルコース統括長の植松久恵先生は子どもたちそれぞれにマッチする選択肢が見出せる点にあると言います。入試内容にからめてこんな説明をしてくれました。

Photo by iStock

「海外大学の入試ではリーダーシップを求めるところもあれば、そうでないところもあります。リベラルアーツを根本的に理解しているかを見ているところもありますし、総合大学であれば、どれだけ専門性を高めたいと考えているかを試すところもあります。言い換えれば、海外大学の魅力はそこにあるのかなと思います。何千何万と存在する大学の中から、どの国のどの大学を選ぶのか。それぞれの大学の特徴をしっかり調べて、どの学部で学ぶのかを自分で決められる。自分の求めるものに従って、いろいろな進路が用意されているのです」

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矢野 耕平

1973年、東京生まれ。中学受験指導スタジオキャンパス代表、国語専科・博耕房代表取締役。大手進学塾で13年間勤務の後、2007年にスタジオキャンパスを設立し、代表に。自らも塾講師として、これまで27年にわたり中学受験指導を行っている。主な著書に『女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉の秘密』(文芸新書)、『旧名門校VS.新名門校』(SB新書)、『LINEで子どもがバカになる』(講談社+α新書)がある。

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