変化し続ける「性教育本」

11月22日に発売された『はたらく細胞LADY 10代女性が知っておきたい「性」の新知識』。中高生のネット意識やいじめなど、親世代が知らない気持ちを積極的に追って取材しているライターの太田奈緒子さんは、一足先に女子中高生3人とこの話題の著書を読み、感想をリサーチ。「彼女たちと話をするうちに、他の学習とは異なる性教育の特殊性や、今まで気が付かなかった重要性が見えてきた」と話す。

 

親世代の受けた性教育は、ネガティブで超限定的なものだったが、ここ数年出版される性教育本の多くは、当時とは異なり大きく更新されている。幸福で豊かな人生を送るために必要不可欠で、生き方の土台となる知識に変貌している。

「子どもはもちろん、大人もこれを学び直すことで自分自身がもっと好きになれたり、他者との関係が好転したりする知識や考え方、最新の性に関する情報が詰まっているものが多いと感じます」と太田さん。

中でも、今回ご紹介する新刊は、人気漫画の「はたらく細胞LADY」をベースにしていることもあって、きっかけとしてとっつきやすく、それでいて、単なる性のしくみを超え、恋愛や人間関係、生きていくために必要な情報が展開されている。女子中高生がこの著書をどう読んだのか。また、本書の著者、及川夕子さんに執筆時に込めた思いを、太田さんが取材した。