2022.11.28

「東大卒エリート」と略奪婚した、29歳の専業主婦が、その後パブニングバーで「男漁りの生活」に闇落ちするまでの一部始終

吉田 みく プロフィール

「一人の男性と長期的に不倫関係になるのはストレスなので、ワンナイトラブが楽でした。夫をなんとしてでもゲットしたくて、追いかける恋愛をしてきたから、今まで彼がしてくれなかったお姫様のような対応をしてくれる男性を自然と求めていたんだと思います」

しかし、あまりにも身近なところで男性に手だししていたため、浮気が夫にバレてしまうのが心配になってしまったアヤネさん。そこで出入りするようになったのが、ハプニングバーだった。そこにアヤネさんはどっぷりとハマっていく。

深夜から始発まで入り浸った

「ハプニングバーは女性無料で利用できます。お酒も無料、お店の掲示板に来店予告を書けばクオカードがもらえたりもするんです。毎日のようにイベントが開催されていて飽きないし、私が良いなと思った人とほぼ関係が持てるので良い場所だと思いました」

他にも、アヤネさんにとって都合のいい点があった。ニックネームなので本名も身元もバレず、連絡先の交換も禁止されている。基本的に女性優位な立ち位置なので望んでいたお姫様気分が味わえたそうだ。

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客同士のパプニングを楽しむ名目で営業されているハプニングバーだが、実態は性的な関係を求める利用客がほとんどだ。お酒が飲めるカウンターやソファが用意されており、男女ともにその日の相手を物色、意気投合したカップルが個室などのプレイルームで”大人の関係”を楽しむ。

アヤネさんの言う通り、利用客同士のトラブルを避けるため個人情報のやりとりや店外での接触、避妊具なしでの行為も禁止されているなど、徹底した管理手法で「客の秘密」を守っているという。

しかしその一方で、外側からプレイルームを覗けるようマジックミラーが設置されているなど、完全に秘密を守っているかどうかは疑問だ。事実今年に入り、この覗きが公然わいせつ罪にあたるとして、老舗ハプニングバーの経営者と従業員や利用者らが逮捕される事件も起きている。

ハプニングバーに通うようになった最初のうちは、アルバイトが休みの平日昼間に足を運んでいたが、徐々に深夜から始発まで入り浸るようになる。一番多い時で週4日は行っていたそうだ。その日の気分で都内にあるハプニングバーに行き、その場で知り合った男性と関係を持つ日々を送った。

アヤネさんからハプニングバーで印象に残ったエピソードを聞いた。

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