2022.11.28

住宅価格が「20%下落する」…! 世界で始まった「不動産大崩壊」の“ヤバすぎる現実”と、2023年に「大恐慌」と「デフレ地獄」がやってくる…!

藤 和彦 プロフィール

米で不動産価格下落がインフレを抑制

不動産市場減速の影響は家具業界にも波及しており、既に前年比10%超も落ち込んでいるという。家電など消費者向け電子機器や家庭内娯楽なども不動産市場の低迷で影響を受けやすい業界だ。

米国の10月のPPIは前年比8%増と市場予想(8.3%)を下回り、1年余りで最も低い伸びとなったが、不動産市場の低迷が影響している可能性がある。

資産デフレの兆しも顔を覗かせつつある。

 

米住宅価格は下落に転じ、前月比で2009年以来の大幅な値下がりとなっている。

ダラス連邦準備銀行は11月16日「米国の住宅価格はローン金利の急上昇を受けて最大20%下落する可能性がある」との分析結果を示すなど「米国の不動産市場はハードランデイングに向かっている」との懸念が生まれつつある。

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