今年8月、東京と奄美大島の二拠点生活をスタートしたタレントのIMALUさん。コロナ禍でリモートワークが進み、サラリーマンであっても勤務地に縛られずに住みたい場所に住むことが夢ではなくなってきた昨今。実際に都会から拠点を移したIMALUさんの離島ライフを、ご本人に綴っていただきます。(以下、IMALUさんによる寄稿です。毎月1回更新予定)
離島への引越し見積もり金額に驚愕

大人になってから新たな土地で暮らすのは初めてのこと。
東京のアラサーが挑む奄美大島の生活は、毎日新しい発見や新鮮に思う出来事がたくさんあります。
東京にある荷物を奄美に送ろうと、本格的な引っ越しが始まったのは今年の春頃。まずは離島への引っ越し代に驚きました。大手引っ越し業者からは「取り扱いのない地域のため、お引越しを承ることができません」などの理由で4件ほどお断りされ、”離島を取り扱っている”とHPに書いてあった引っ越し業者に2件ほど連絡をしてみました。
1件は返答なし。あと1件は取り扱いOK!を頂き、すぐに見積もりを出してもらったところ、その金額にビックリ。
なんと「49万1700円」というお返事が……!
1LDK一人暮らしの最低限の荷物でこの値段。家族で離島へ引っ越しとなると想像するだけでも怖いぐらいです。さすがに高すぎるな〜と悩んでいたところ、突然救世主が現れました。その救世主とは、奄美の家の隣でさとうきびを作っているおじちゃん。配送会社の知り合いがいるということで、「荷物を自分の手で車に積めば、安く配送手配お願いできるよ!」とのことでした。
引っ越し当日は男友達に手伝ってもらい、このおじちゃんのお陰で当初の見積もりよりだいぶ安く引っ越しすることが出来ました。