台風が来るとなぜか食パンと牛乳が売り切れに
夏は2日に1回海に入り、奮発して買ったSUPボードに愛犬バルーを乗せ、SUPをしながら海ガメを探したり、夕日を見たりもしていました。島ではご近所付き合いもとても大事で、近所の方はもちろん、移住してきたという方達とも少しずつ交流を深めていきました。
タコやカニが取れるとうちにお裾分けしてくれて、島で取れたタコでたこ焼きを作ったり、初めてカニでお味噌汁を作ったりもしました。
家の前を通ると何も用がなくても寄ってくれるおじちゃんとおばちゃんが4人ほどいて、「おう」と言っては世間話を3ターンぐらいし、うちの犬をひと撫でして帰っていく、なんてこともあります。
東京ではマンションの隣の人の名前すら知らなかったなぁ〜。
場所が変わるとご近所付き合いもこんなにも違うのかと実感しています。

島に住むと避けて通れないのが台風。
島の人たちに聞くと「うちの屋根は3回飛んだよ〜」と当たり前のように言うので、どんな恐ろしい台風が来るのかドキドキしていました。
今年最初の台風が通った時はちょうど東京にいたので、戻ったら家全部吹っ飛んでたらどうしよう……と冗談半分にもドキドキしながら奄美の家にたどり着くと、門の一部が倒れていたものの、家は無事でした。
ホッとして家に入ろうとすると、ドアの外側に台風対策で板が張り付いていました。なんと定期的にうちに来るおじちゃんたちが心配してやってくれたそうです……!
その優しさにキュン。
おじちゃんたち本当にいつもありがとう。家の無事を確認し、とりあえず食料を買いにスーパーへ。
台風の影響でスーパーの野菜はほとんど空っぽ。お肉・缶類・麺類はギリギリあったのでそこまで困らずでしたが、東京のようにコンビニやスーパーを何ヵ所もまわれる環境ではないので、今後は気をつけないとなぁと思いました。面白かったのがどこのスーパーも、台風の時は牛乳と食パンが真っ先に空っぽになっていたこと。
島出身の人に聞くと「なぜか食パン好きな人多いんだよね〜」と言っていました。
確かにうちの近所のおじちゃんも「食パンがもう売ってなかったんだよ〜」と怒っていた。近所にたまたま食パン好きが多いのか何なのかは分からないけれど、トイレットペーパーやお水ではなく、牛乳と食パンが先になくなるってなんだか不思議な現象だな〜と思いました。