2022.11.26

「ホテル行こう」と誘われ…林真理子がいま明かす「人生で経験してきた“セクハラ”と“男尊女卑”について」

野心を持つことの大切さを説き、46万部の大ヒットとなった林真理子『野心のすすめ』(講談社現代新書)。

このたび、それ以来9年半ぶりの新書となる『成熟スイッチ』(同)が発売され、大注目を浴びている。

ここでは、著者の林さんがどのような「セクハラ」を経験してきたか、そしていまセクハラをどう考えているかについてご紹介しよう。

私のセクハラ体験

ハラスメントは私のまわりにも溢れています。まずは最大の男尊女卑の根源が家の中にいる。もちろん夫のことです。

「女のくせに、遅くに帰ってくるなんて」

と平気で言い、どんなに私が忙しくても妻が食事の用意をするのが当たり前だと思っている。他にも例をあげるとキリがないので、ここではこれ以上やめておきます。

家の外では、会食している店で、

「おーい、ちょっとそこの女の子~」

と言ってお店の女性を呼ぶ男性をしばしば見かけます。こちらもカチンときますし、今どきこんなに意識が低い人がまだいるんだと思って、二度見してしまったりする。

先日も頼まれてあるパーティーに行ったところ、想像のはるか上をいく男尊女卑の巣窟のような場で、

「こんなジイさんたちがまだいるんだ……」

と感動すら覚えました。