2022.12.01
「日本人の給料を超えた」韓国で、じつは“新たな問題”が勃発中…! 韓国の「高学歴若者たち」がなぜか“就職しない”ヤバすぎる事情…!
コロナ禍が落ち着きを見せる中にあって、韓国では海外就職の動きが活発になってきている。従来は「日本就職」が人気だったが、ここへきてそこに“異変”が起きているという。
これまで韓国の学生の日本での就職を斡旋してきた斡旋業者の担当者は「旅行、サービス業への就職を志願する学生が減っている」と言い、問い合わせや志願希望者が激減状態だというのだ。
その背景の一つには「日韓の給料格差」があり、じつはすでに日本が平均賃金で韓国に抜かれているという現実がある一方で、さらにほかにも事情があるようで……。
そんな日韓の最新事情をレポートしよう。

韓国若者たちの「就職観」
もちろん、職種によっては日本に就職口を求める学生も多いことを考えれば、旅行やサービス業種で起きている例は一部であり、一概に「日本での就職が人気がなくなった」「日本の給料水準が上がらないことが原因」とは言い切れない部分もあると言えるかも知れない。
それは、韓国の若者達の労働に対する意識の問題であり、これが実は韓国内の若年層の就職難や失業率をも押し上げているのではないかと考えられているのである。
それは若者の多くが最近ではアルバイトを選ぶにも給与条件ばかりを重視し、責任や自主性はなく労働に対する意識が希薄であるという点が指摘され始めているのだ。