【独自】京都の超名門女子校・平安女学院に異変…「強権理事長」に飛び出した持続化給付金の「不正受給疑惑」

京都を代表する「お嬢様学校」が揺れている。理事長のパワハラや教職員による密告など、教育の場にふさわしくない権力闘争が繰り広げられている超名門女子校で何が起こったのか。前編記事『【独自】京都の超名門女子校・平安女学院に異変…「強権理事長」のパワハラで学校崩壊へ』に続き、その実態に迫る。

200万円の給付金が入金

校長は業務を副校長に移され、反理事長派だと見なされたら飛ばされる。その上、教職員には「内通者がいるかもしれない」という恐怖心が植え付けられている。とても良家のクリスチャンを育てる学校とは言い難い。

何も怖いものがないように思える理事長だが、実は'22年に入って「内部告発」が行われている。

「山岡氏が代表取締役社長を務める白川書院という出版社で、持続化給付金の不正受給が行われていたのです」

Photo by gettyimages
 

こう声を潜めるのは、50代の学院職員だ。

トップが同じとはいえ、白川書院と平女は別の組織だ。ところが、山岡氏が理事長になってからは白川書院の事務所をキャンパス内に移動したり、学校法人職員が白川書院の業務を請け負っていたりと親密な関係になっている。役員名簿を見ると、平女の客員教授(山岡氏の娘)や評議員が入っているのが証左だ。

50代の学院職員が続ける。

「本来は、売り上げが前年同月比で50%以上減少していないと給付対象になりません。そこで、白川書院は条件を満たすために決算を改竄していたというのです。こうして200万円の給付金が入金されました。

'22年3月になって、白川書院の従業員が経産省に告発を行った結果、6月に弁護士事務所から山岡氏宛てに『不正受給等を行った可能性がある』とする通知書が届きました。そこで山岡氏が『すぐ返せ』と指示をしたので返金したのです。あるマスコミが理事長に取材したところ『何も知らん』の一点張り。しかし、従業員が10名程度しかいない小さな企業なのに、自分の会社が行った給付金申請について知らないはずがありません」

関連記事