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長女が「桜蔭・浦明・豊島岡」合格パパが「#中学受験のバトン」を始めた理由
2022.12.01

中学受験のバトン 1 前編

長女が「桜蔭・浦明・豊島岡」合格パパが「#中学受験のバトン」を始めた理由

膨大な資料の整理は親の仕事

サピックスはじめ、大手塾に通うには、ただ子どもが通えばいいのではなく、親の負担も大きいと言われている。レモンさんに聞くと、特に二つ、大変だったことがあるという。
 
「まずサピックスでは、決まった冊子のようなテキストはなく、毎回、資料を渡されます。その資料の整理が多くて、管理が大変です。リングファイルに綴じるのは大変だから、ボックスを用意して、見直し後に、科目を分けて入れます。量が多く、種類が増えて、似たような物が多く……。子ども自身にやらせてもいいのですが、その分、勉強の時間に当てて親が管理したほうがいいねと。

Photo by iStock

もう一つ大変だったのは、スケジュールを立てることです。例えば、算数と国語の授業を受けた日に宿題が出て、どこのページを何ページずつ、いつやるか。スケジュールを親が立て、テキストに、この日にやろうねと日付を書きました。サピックスのクラスは成績順にアルファベットのAからあり、αなどの上位クラスになると、応用・発展をやってね、星が五つついている問題までやって、など宿題の難易度が上がります。塾で行われる小テストも、レベルごとに内容違うようです」

毎年の文化祭通いで志望校を決めた

このように、中学受験の勉強は、塾に任せればOKではなく、大人がサポートしなければならないことが多い。資料の管理だけでなく、内容についても、ハイレベルだ。大学受験レベルの算数とか、随筆文や短歌の読解とか、物理や歴史や……。小学生が一人では、とても消化できない。レモンさんは理系で、難しい算数も、楽しく教えられた。

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