TOP
>
姉は「桜蔭・浦明・豊島岡全勝合格」弟の中学受験、波乱に親はどう寄り添うか
2022.12.01

中学受験のバトン1 後編

姉は「桜蔭・浦明・豊島岡全勝合格」弟の中学受験、波乱に親はどう寄り添うか

姉は「桜蔭・浦明・豊島岡全勝合格」弟の中学受験、波乱に親はどう寄り添うか Photo by iStock(写真はイメージです。写真の人物は本文と関係ありません) 画像ギャラリーを見る→

悩む家庭を応援したい…遺言からバトンへ

桜蔭含め最難関女子中に「全勝」合格した長女と、波乱の末に繰り上げ合格した長男と。2人の受験体験を通してレモンさんは、中学受験に悩む家庭を応援したいと思うようになった。
 
最初にレモンさんは、長女の受験が終わってから、その体験を振り返るブログを始めた。成績や簡単な報告がメインだったが、Twitterで広めるためのアカウントを始めた。するとブログよりもTwitterの方が合っているとわかり、Twitterを中心に活動するようになった。

SNSで体験をつぶやくと、そこに反応が多く来るように Photo by iStock

中学受験を振り返り、何気ない体験を「娘の時はこうでした」「息子の時はこうでした」とつぶやくと、自然にリプライややりとりが増えた。「どんな勉強をしましたか」「併願校の決め方は」「塾はどうやって決めましたか」などと質問され、答える。特に最近、関心が高いのは、小さい時に何をやっていたか、つまり知育に関することだという。
 
「徐々にTwitterのフォロワーが増えて、今では1万3千人を超えています。2021年、発信する情報に『#中学受験のバトン』をつけ始めました。以前から『中学受験の遺言20●●年』というのはあったんです。でも、遺言という言葉がしっくり来なくて。ただ、遺言とされていたのには理由があって、受験が終わったら、アカウントを捨ててしまう方が多いからなんですね。

中学受験の経験をポジティブに伝え、検索しやすくなるように、年号を外して『#中学受験のバトン』にしました。たくさんの保護者さんや受験に関わる方が、体験が役に立てばと、発信してくれます。特に受験の直前期は、このハッシュタグをつけた投稿が増えます。同じトピックであっても、表現や言葉遣いから、その家庭それぞれの情景が見えてきて、とても貴重な生の情報になっています」

SHARE
Facebook
Twitter
URLコピー

RELATED ARTICLES

関連記事