二男一女の3児のママであり、おうち料理研究家・料理ブロガーとして活躍するちゃんちーさんのレシピ連載。今回は、ヘルシーで安価な豆腐ともやしをたっぷり使ったスープの作り方をご紹介。ちゃんちー家では寒くなってくると欠かせない食材を取り入れた体の温まる一品です。坦々風スープですが、マイルドな味なので辛いのが苦手な方やお子さんにもおすすめです。ちゃんちーさんのInstagram(@chan.chan_chii)やブログの投稿再掲載に、新たに作り方のコツなどを加筆してお伝えします。
いいこと尽くめの「汁物」は冬こそ食べたい
すっかり寒くなり、我が家の食卓には汁物が並ぶ日が増えてきました。汁物って体は温まるし、たくさん食材を入れればお腹も満たされますよね。さらに、水分が不足しがちな冬には水分補給にもなりますし、食材の栄養も逃すことなく摂取できるので積極的に取り入れています。
食欲のないときや少食気味のお子さんにもスープはおすすめで、具だくさんにすれば、汁物とご飯だけでもお腹は十分満たされます。我が家の食事は、基本的に一汁三菜ですが、具だくさんスープを作る日は一汁二菜の献立になってきます。

調味料や食材の組み合わせで旨みやコクがアップしたり、多くの食材を入れることでそれぞれの食材から栄養素を摂ることができるのも汁物のいいところ。それもあって、我が家では和食でも洋食でも中華でも、汁物を作るときは自然と具材たっぷり。
それに、汁物はわざわざ食材を買い揃えなくても冷蔵庫の残り野菜などを入れることでなんとかなる! 食材を使い切ることもできて食品ロスを防ぐことにもなり、個人的にはサステナブルに繋がるメニューだとも思っています。

そんな汁物の中から、今回ご紹介するのは、ヘルシーで安価な豆腐ともやしをたっぷり入れた具だくさんスープ。ベースが味噌なのでどんな具材とも相性がよく、満足感もあります。そして、ひと足しするだけで体が温まるしょうがも使っているので寒い日にもおすすめ。
しょうがは、我が家では寒くなってくると欠かせない食材で、和食はもちろん、洋食や中華と何にでも入れがちです。血行促進や、肉や魚の臭みを消す効果などは知られていますが、殺菌や抗菌、お肉を柔らかくする効果、消化を助ける作用などもあります。お好きな方はたっぷりと、苦手な方やお子さんがいらっしゃるご家庭では少量など、加える量はお好みで調節してぜひ作ってみてくださいね。
