ところが、婚活相談を受けていると、「お金目的」をむき出しにした婚活の話を頻繁に聞きます(本気の婚活でカラダ目的はまず聞きません。あるとすれば子供目的です)。
「働いても稼げず、働くのが辛い。早く結婚して専業主婦になりたい」
「年収が低くて貯金がない。でもお金は男性が出すものだから大丈夫」
「3人子供が欲しい、一戸建ても欲しい。だから年収の高い男性と結婚したい」
などといった内容です。

もっとも、これは女性に限りません。最近では男性でも稼げない時代ですし、女性でも「起業して成功した、宝くじを当てた、財産を相続した」などの理由で多くの人から言い寄られ、男性不信になった方もおられます。お金があると分かった途端、加奈さんのように態度を豹変させる方も少なくないです。
自分自身に十分な年収や資産があるなら問題ありません。しかし、自分の経済力を伴わない願望はすべて「お金目的」と思われ、即座に嫌われてしまう点に注意しましょう。
復縁・再婚も、年収と年齢を見られる
婚活に苦戦する女性からは、たとえ和樹さんのような成功者が相手でなくても、復縁して結婚を望む声をよく聞きます(男性からの同種の話は滅多に聞きません)。
これは離婚した場合の再婚活においても同様です。強く相手を嫌ってから別れたのなら話は別ですが、一度は愛し・愛された相手ですから、他に良い人が見つからないなら元の関係に戻りたくなるのも道理かもしれません。