食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回はフリーアナウンサーの川田裕美さんが登場。著書を出すほどのあんこ好きの川田さんがおすすめするのは、岐阜県発、栗菓子店の郷土色豊かな栗蒸し羊羹です。

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地元の特産品を使った
“くりの里”の栗菓子

川田さんが今回おすすめしてくれたのは、岐阜県恵那市に本社を構える「恵那川上屋」の人気商品「くり壱」

くり壱 大 2000円、小 1150円(各税込)

創業約60年の恵那川上屋のロングセラー商品で、栗きんとんを芯にして甘さ控えめに仕上げた蒸し羊羹を包んでいるのが、岐阜県の郷土料理にも使われてる朴葉。

朴葉で包んでから蒸し上げるとあって、ひと口食べると爽やかな朴葉の香りがふわり。これには川田さんも「朴葉の風味を楽しめるのもいいです」と虜になっています。

それに、口溶けなめらかなこし餡、凝縮された栗きんとんの味わいが合わさって、まさに里山の風情。それも納得。本店は恵那山の麓にあります。岐阜県東濃地方では、古くから木の実や果物を使った野趣あふれる自然菓子文化が根付いているからです。

恵那川上屋は「1000年先も栗菓子が愛される未来を目指して」、「岐阜・東濃エリアを日本一の栗の里にしたい」。その想いから生産者と手を取り合って栗づくりを行っています。

生産者と研究を重ね、自社農園も開き、栗を栽培・その美味しさと品質を高めた結果、栽培・出荷条件をクリアした栗を「超特選恵那栗」として地域ブランドに仕立てました。

早朝から収穫された栗はすぐに選果され、恵那の工房に届けられます。それから漉し粉(こしこ)に加工し、特殊な冷凍技術で“旬を冬眠”。いつでも採れたての美味しさで提供できるようになっています。