2022.12.09
# 不倫

「不倫相手の妊娠」がバレた“年収500万円のサラリーマン”…その後、妻との「地獄日々」に放った衝撃の本音

吉田 みく プロフィール

「『嬉しいー!』と言いながら妊娠検査薬の陽性を見せてきた時、事の重大さに気付きました。このままではマズいと思い、Aさんに既婚の事実をその場で話しました。当然彼女は怒り『私は産むから認知して。そして今すぐにここで奥さんに電話して。全部バラすから』と、今まで見たことがない形相で私を責めてきました」

Aさんをなんとかなだめ、自宅に戻ったヒトシさん。絶望した妻を直視できなかったと当時を振り返る。怒り冷めやまぬAさんを止めることができず、ヒトシさんから妻にすべてを打ち明けてしまったからだ。離婚を覚悟で帰路についたヒトシさんだったが、思わぬ方向へ話が進んだ。

「妻は、慰謝料200万円と中絶費用を払うので許してほしいと、その日のうちにAさんに連絡しました。Aさんは一歩も引かずに膠着状態。ですが数日後、話は一転し、Aさんは中絶を決意したのです」

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妻の話によると、Aさんが電話越しで泣きながら「両親から中絶を進められました」と言ってきたそうだ。慰謝料と中絶費用を支払い、関係は終了。それ以来Aさんとの連絡も絶った。

しかし、ここからが本当の「地獄の始まり」だったとヒトシさんは言う。定期的にスマートフォンのチェックが入るようになり、水子供養も定期的に行われるようになった。

「この事実を知っているのは妻のみです。家庭では普通に会話していますが、無視されている方がよっぽどマシです。なんか気持ち悪いなって……。水子供養は妻と一緒にお参りをしています。自分が犯した過ちがいかに重いものだったのかを知るたびに、気持ちが沈みます」

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