2022.12.09

83歳・二階元幹事長がまた暗躍…「世耕なんぞ舎弟にしてやったわ」剛腕ぶりが圧巻

そして「岸田潰し」へ
週刊現代 プロフィール

俺より元気な奴がいるのか

コロナから回復してまだ1ヵ月。にもかかわらず二階は絶好調である。会食では肉を刺身を、バクバクと食らう。自民党本部5階の居室・国土強靭化推進本部長室には、役人、建設業者、エネルギー業界関係者、得体の知れない永田町紳士など来客が引きも切らない。

来る者は拒まず、饒舌に語る。廊下で本誌記者を認めると「や、ご苦労様!」と手を挙げた。

 

―体調良さそうですね。
「おう、ありがとうな」

―コロナは大丈夫でしたか。
「全然大丈夫だ。熱も全然なかったよ」

―知事選で足腰も鍛えられたんじゃないですか。
「そうでもないさ。だが、要らんこと言う奴がおってだな……」

―党内で「コロナで二階さんが亡くなった」という噂が流れた件ですか。
「そうだよ。でもな、お前ら、俺より元気なのか馬鹿野郎ってな。(そんな噂を流す奴は)足腰は元気かもしれんけど、頭はパーばっかりだ。余計なこと言うなってんだ(怒)」

―来年は統一地方選もあって、二階さんはまた忙しくなりそうですね。
「何でも来るなら来いってんだ。(選挙なんて)大したことないんだよ」

「週刊現代」2022年12月10・17日号より

二階元幹事長がますます力をつけていく一方で、岸田総理の支持率は下がり続けるばかり。はたして二階はどう動くのか…? 【後編】『自民党内で「岸田下ろし」が始まる…その時、二階元幹事長が推す「次期総理」の名前』にて、その真意を読み解いていこう。

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