2人のお子さんの小学校受験を経験したフリーアナウンサーの青木裕子さんによる、日々の「子どもとの学び」を提案する新連載がスタートします。小学校受験では、季節ごとの“植物”や“行事”について問われたり、生活力が問われるような試験がおこなわれます。365日様々なところにある「学び」のチャンスですが、慌ただしく暮らしていると意外と忘れてしまいがち。青木さんが子育てをするなかで、お子さんのために徹底的にリサーチをし、親子一緒に体験した「学び」の数々を毎月2回シェアしていただきます。
今回はイベントが目白押しの12月の行事についてです。慌ただしい年末でも、青木さんが子供と楽しんでいる行事とはーー
『子どもにとって、いい教育って?』をあわせて読む
12月の行事をめいっぱい楽しむ
いよいよ今年も終わり。慌ただしい年末年始に突入です。この時期はイベントに事欠きませんね。子供と過ごすクリスマスやお正月は忙しくも楽しいものです。クリスマスツリーの飾りつけに、サンタさんへのお手紙。ポインセチアは冬の植物と教えるまでもなく町中で見かけることが出来ます。


我が家では、12月1日から始まるアドベントカレンダーのポケットに子供たちへの手紙を入れます。“サッカーうまくなったね”“お手伝いしてくれてありがとう”一日ほんの一言だけのメッセージですが、子供たちはとても嬉しそうです。
お正月に向けて、年賀状を書いたり、大掃除をしたりするのも子供たちと一緒だとそれだけでイベントになります。大みそかには夜更かしをするのが楽しみな息子たちが果たして除夜の鐘まで起きていられるかも気になるところです。

そんな中、ちょっと存在が薄くなりがちな行事、冬至も楽しみたいところ。今年は12月22日です。夜が一番長いこの日に、ちょっと理科的な話をするのも良いですし、ゆず湯とカボチャ料理は外せません。


余談ですが、我が家の息子たち、カボチャがあんまり好きではありません。そして、実は、私もカボチャがあんまり好きではありません。ということで、カボチャが食卓に上がるのは、ハローウィンか冬至かという感じ。褒められたことではありませんが、そんなこともあって、逆に(?) 我が家にとっては印象深い夕食になるのが冬至の日でもあるのです。
慌ただしい年末ですが、子供と一緒に有意義な時間を過ごして、一年を締めくくりましょう!